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【映画感想】ダ・ヴィンチ・コードの評価・レビュー

おすすめ度   ★★★★★
ジャンル 

 サスペンス

タグ   キリスト マグダラのマリア 聖杯

 【概要】

ルーブル美術館で殺された館長の周りに残された不可解な暗号。容疑者として現場に連れてこられたラングドンは、館長の孫娘で暗号解読者のソフィーに助け出される。ファーシュ警部をはじめとするフランス司法警察に追跡されながら、暗号の謎を解き始めるふたり。そこに歴史を覆す驚愕の真実が・・・!

 

 監督 Ron Howard
 主演 トム・ハンクス, オドレイ・トトゥ, イアン・マッケラン 

 

イエス・キリストの遺したものを巡り、キリスト教会オプス・デイやフランス特殊警察からシオン修道会が争うオカルト・サスペンス。

 

かなり前に原作を読みましたが、なかなか壮大なストーリーを映画チックに実写化していて面白かったです。

カーアクションや敵との駆け引きなど映画的な見栄えがやはり重視されています。

 

FGOとかで聖杯に聞き覚えがあるなぁ、くらいでキリスト教自体には詳しくない方でも十二分に楽しめますよ。

 

純粋に謎解きのどきどきを求めている方は原作で。

 

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【目次】

 

感想を含めたあらすじ・ストーリー

宗教象徴学の大学教授をしてるロバート・ラングドンは講演あとのサイン会中、フランス特殊警察に尋ねられる。

要件はその日の午後に面会予定だったがすっぽかされたはずのジャック・ソニエールが怪死していた件について。

 

ジャック・ソニエールはルーヴル美術館の館長なのだけど、美術館内に全裸で、しかも前身にダ・ヴィンチの「ウィトルウィウス的人体図」を描き、ダイイングメッセージまでこしらえてました。

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ウィトルウィウス的人体図 - Wikipedia

 

で、猛牛と陰口されるフランスのファージ警察官の事情聴取をルーヴル美術館で受けていたとき、暗号解読官ソフィー・ヌボーがやってきます。

彼女はファージから犯人と決めてかかられているロバートを助けに来たのでした。

このときメモを渡されて電話をかけるように言われるんですが、ソフィーからの伝言メッセージだったの地味に好き。

 

「あなたを助けに来たの」

 

さて警察で埋め尽くされたルーヴル美術館からどうやって脱出するか。さりげなく付けられていた発振器を逆手に取ってバスに投げ入れましょう。

あら不思議、警察ほぼ全部がそっちに言っちゃったってな感じで、はい。

(ルパン三世大好きなフランス人なんで引っかかるのがお約束なんでしょうか。いや、日本警察も怪盗キッドに同じことやられてますな)

 

その間に改めて遺体のダイイングメッセージを調べると、実は暗号が、という風に謎解きが始まります。

 

さて、ルーヴル美術館の館長ジャック・ソニエールはソフィーの祖父だったわけですが、裏の顔はシオン修道会に関係しているようで。

そして彼がソフィーに遺したもの。

それこそジャック・ソニエールを殺した犯人シラス、とその背後にいるオプス・デイが求めているものでした。

 

そんなこんなでオプス・デイの先遣・シラス、フランス警察、そしてロバート・ラングドンwithソフィーが三つ巴になって聖杯とそれを守る鍵を見つけるストーリー。

 

あんまり詳しく書くと初見の楽しみ減りそうなのでこのへんで。

 

作中で出てくる資料は全て実際に記録されているものを使用しており、キリスト教の根幹に関わる闇(っぽいもの)を示しているので、ローマカトリック教会から上映ボイコットもでた作品。

 

ダ・ヴィンチ・コードの魅力

現代のインディ・ジョーンズのように感じました。

 

インディ・ジョーンズは古代遺跡とかそのまま残されているものを冒険・探検して秘宝を見つけるものでしたが、 このダ・ヴィンチ・コード(やシリーズ作品)は過去の宗教画やそれらと現代科学を結びつけて隠されたものを暴く作品です。

 

ダ・ヴィンチ・コード作品内でも聖杯の在り処を探す大切な地図がとても現代的な保管銀行に預けられているのが興味深かった。そりゃいくら暗号や罠でいっぱいとはいえ、古代遺跡に置いとくより安全だよね。

 

ダ・ヴィンチ・コードの評判

 久しぶりに見たけど、あの原作をよく2時間半でまとめたかなと思う。ヨーロッパでのキリスト教の在り方や、そこに派生する様々な組織など、原作を読むまでは全く知らなかったので、映画もそうだけど知識として勉強になった。この物語を映像化するにはロン・ハワード監督が適任だったんじゃないかと思いますね。トムハンクスはBIGで好きになった俳優ですがこのシリアスな役柄もうまくはまって、良いキャラクターを演じたんじゃないでしょうか。2006年制作とは思えないくらいだけど、スマホもない時代だったんだね。原作も読みなそうかな

 

 

まとめ

まぁ、そんな感じで。

 

割とオチはこの手のミステリーを読み慣れてる人ならピンと来るでしょうけど、それが丁寧に理屈で補強補完されていくのを観るのも楽しい作品です。

 

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