劇場版プリンセス・プリンシパル感想またはレビュー。老齢スパイに身バレした
2021年2月8日に公開された劇場版プリンセス・プリンシパル第一章。
地元の映画館では残念ながら上映されず、えっちらおっちら福岡まで久々に遠出して見てきましたよ、と。人が多い・・・・・・!
公開初日に行こうとしたんだけど、祝日はコロナ禍により電車運休で時間が合わず、二日目になりましたが、まぁ平日だし、そっちのがよかった感。
全6章構成で平たく言えば昨今流行りの分割制なんですが、とはいえ一章ずつ完結するスタイルっぽくてTV版を60分でちょっとボリューミィ! て感じですね。
お得お得。
内容は今回は王国に潜入しているスパイが裏切ってるっぽいから調査せよ! とそういうミッションです。
実際に会ってみると昔アンジェが面倒見てもらったこともある侍従長で、「え、正体バレちゃってる?」ドキドキ!
アンジェ「私がなんとかするわ」
シャーロット「アンジェ、一人で悩まずみんなで解決しましょうね」
そんな訳でチーム白鳩vs歴戦スパイ戦、開幕ゥ!
TV版の流れでいくならアンジェにスポットを当てたような回でしたね。
期待していったら期待通りのものがきちんと見れた、とそんな感じで。
とても良かった。
2021年秋に第二章公開予定だそうです。
『プリンセス・プリンシパル Crown Handler』公式サイト
【目次】
侍従長は女王付きで超ベテランスパイ
超かっこいい。
2重スパイ疑惑をかけられた今回の調査先。
侍従長なので荒事じゃなく情報系。だけどたぶんスポーツも万能そうな空気が漂います。
あ、リゼロの剣聖のおじいちゃんとかあっちのイメージ。
その実力はアンジェたちも赤子のように感じますね。
できる大人、敵キャラっていいよね。素敵
声も渋いんだまた。
実はというか当たり前? ではあるのだけどアンジェとは会ったことがあり、任務で初面会したときに「10年ぶりですね、シャーロット殿下」とアンジェ身バレの危機に。
アンジェとの関係がエモい
昔々は王女と侍従長として、しかし今はスパイの先輩後輩、そして容疑者と調査する側として関係性が変わります。
侍従長としてはアンジェの正体をほぼ確信しつつもアンジェがごまかしてる訳で、でもまあそれを前提として接してる面もあって、平たく言えばエモい。
昔話をいれつつでも緊張感が伝わる会話の攻防とかすごい。
劇中でチェスをする機会があるのだけれど、そのシーンはね、ぜひ見てほしい。
言葉に2重の意味をもたせたりして、視聴者としてはそれが分かるんで、ああ、これは視聴者だから感じられる面白さですよ。ホント
昔は王族としての教育をアンジェにされてたんでしょうけれど、今回はスパイの先輩として教育的な立場で言葉をかけたり、そういうの悶えます。
最後はアンジェだけでなくシャーロットのこともきちんと認めていたりして、シャーロットまじガンバってたの認められてよかったねってアニメ版からの流れで涙出ましたわ。
ノルマンディー公とL
今回も不穏な黒幕として随所に存在感を出してたイケおじ。
褐色黒髪美女ガゼルとともに。
もう声が強い。
直接対決としてはアンジェwith白鳩対侍従長なのだけど、やはりノルマンディー公vs Lの側面もあって。
L(とセブン)でイケオジwith美女てな感じで対比させてるんでしょうか。
してるんだろうなァ。
ちょっと気になったのは女性陣がアニメ版よりも若干頬赤らめ気味だったんですけど、追加要素? 属性追加? なんですかね。
禁断の恋もスパイものにはつきものか。
ただ最後の方、ノルマンディー公はLのこと知ってるっぽい発言してたの、私、気になります!
Lはもと王国民、しかも王族に近い人間だったりするのかしら。
革命のどさくさで亡命したアンジェのご家族案件だったりするのかしらん。
とかなんとか思っちゃいましたが、まぁそこまでやると流石にって気もするのですが、次回以降に期待! ですね。
正統続編として公開中。面白かったよ
一言でいえば面白かったよ! というところで。
ええ。
BGMもよき。
新OPもよき。
今回はアクションよりは情報戦、潜入作戦でしたんで、控えめでしたがきちんと見ごたえあるのを見れました。
アンジェの声優さんが引退ってことで心配もありましたが、正直言われなければわからないくらい違和感なかったです。個人的には。
声優さんすごい
ぜひぜひ見てほしい映画でした
アニメ版好きだったんならもう間違いなくおすすめです